【予習シリーズ算数】問題をコピーしてのり付けし、やる気を引き出す

中学受験の親

コピー機は持ってるし、ハサミと糊で簡単に解答用紙を作ってみたいな…

テキストをスキャンしてパソコン編集の解答用紙を作るより、コピーをのり付けして手軽に作りたい方や工作が好きな方に、このサイトでは、問題を貼り付けるのに最適な解答用紙を無料で提供しています。

親の負担は増えますが、問題をコピーして紙に貼り付ければ、お子さまはテキストを開かずに問題を見られるし、毎回自由に書き込みをすることもできるようになります。

コピーを取って糊付けをする手間がかかりますが、お子さまはテキストを開く手間から解放され、解くことだけに集中できるようになります。同じ勉強時間内で、より多くの問題に取り組めるようになるのでぜひお試しください。

必要な道具
  • のり(スティックのりは剥がれやすいので、液体のりがよい)
  • はさみ
  • コピー機能がある複合機
  • 親用にテキストを余分に1冊
この記事を書いた人

ヨシミ

地頭が悪かった子供に市販の国語ドリルを強制し、予習シリーズが自習できるようになった結果

6年の志望校特訓と直前講習のみで難関中学に合格し、塾なしで東京大学に現役合格。

親の考え方や習慣により、子供の地頭を大きく伸ばせると考えるので

多くの塾代をかけられなくても、お子さまに理想の教育を授けたい方を応援したい。

目次

問題をコピーして貼り付けるには2種類の方法ある

方法1 大問ごとそのまま1枚でのり付けする

  • 大問1問につき、コピーを1枚しか貼らないので、比較的楽に用意ができる
  • 大問全てを一目で見渡せる
STEP
解答用紙の原本を印刷する 
STEP
問題をコピーして解答用紙にのり付けをする
  • ハサミで大問ごと切り取ったら、のりで貼ります
  • 問題を解く余白が足りなそうなときは、もう1枚印刷をして針なしホッチキスで足してください

方法2 小問ごとに切り分けてのり付けする【余裕があれば推奨】

  • 小問ごとに切り分けてのり付けをするので、1枚を貼る方法より用意が大変
  • お子さまは、小問ごとにのびのびと答えを書き込める
  • 小問ごとに答えが分かれているので、親がまる付けをしやすい
  • 複数枚に分かれた解答用紙は、ハリナックスなどの針なしステープラーで止めておかないと2枚目をやり忘れる危険がある
STEP
解答用紙を印刷し、問題をコピーする。コピーした問題を小問ごとにハサミで切り分ける
予習シリーズ 大問を小問に分割する
STEP
お子さまが書き込むスペースを考えてのり付けをする
  • 親は面倒ですが、お子さまは余白の使い方に気を配らずに問題を解くことに集中できます
  • このひと手間をかけることで、お子さまが1題多くの問題を解けることにつながります
STEP
小問数が多い時は解答用紙を複数枚に分ける
  • 答えをのびのび書けるようになる
  • 普段は字が汚くても、テストの解答をきれいに書けるなら気にしなくて大丈夫
予習シリーズ 2枚に分けた解答用紙

問題用紙ができましたら、レタートレーを使う学習方法をおすすめしています。

テキストを裁断すると、きれいなコピーが取れるようになる

冊子のまま見開きでコピーを取ると、綴じてある部分の影が黒く映ってしまったり、印刷結果に歪みが出たり、お子さまが気持ちよく問題を解けなくなるばかりか、1ページずつ本を開いてコピーを取る親も疲れてしまいます

テキストを裁断してからコピーを取れば、印刷結果も美しくなるし、毎回本を開かないので親が疲れません。さらに、自動紙送りのある機種を使えばもっと楽になります。

テキストの裁断をやったことがない方に、裁断して方法についてご案内します。

テキストを裁断してコピーをする方法

STEP
親用に裁断するテキストをもう1冊購入し、表紙を外す
  • 綴じてある部分の影が黒く映ってしまいます
  • 問題をコピーして貼る方法は、テキストで問題を見る必要がなくなるので、お子さまが家庭学習をしている場合はそれを分解しても問題なし
  • 塾に通っている場合は分解できないので親用にもう1冊購入するのがオススメ
  • 購入したら分解するためにまず表紙をゆっくりはがします
STEP
接着剤の塊をハサミで切り取りながら、数枚ずつ破って分解する
  • バランスを崩すと余計なところが敗れるので、面倒でも数枚ずつ破きます
  • 背表紙に残った接着剤は、たまにハサミで切り取ってください。危険なので、カッターを使用はおすすめしません。
STEP
全てのページを破いたら、ペーパーカッターできれいに揃える
  • 破いたところは、フサフサしているので、ペーパーカッターで裁断をするときれいに揃います
  • ペーパーカッターは数千円から購入できます。カッターマットと替え刃が消耗品なので、カール事務機かコクヨ製にしておくと、消耗品を買いやすいです。
  • ADFは(Automatic Document Feeder)自動原稿送り装置がついているコピー機にも安心して通せるので、10枚くらいを一度にコピーできるようになります
STEP
ペーパーカッターにはガイドの線をつけておくと使いやすい
  • 予習シリーズはA4サイズなので、ペーパーカッターで端を切り落とすときは、長辺の端をを5mmくらい小さく切ることになる
  • そのときに、ガイドの線が必要なのでペーパーカッターの台に線を書いておくと便利
コロコロ刃のペーパーカッターをおすすめする理由
  • 中学受験サポートにペーパーカッターを買うなら、1個目は丸い刃をコロコロするディスクカッターがおすすめ
  • ペーパーカッターを使って切る一番の目的は、まっすぐきれいに切ることなので、時間がかかるのはそれでいいのです。私は、コロコロして少しずつ切る作業が好きで癒されてました。
  • そして、コンパクトに収納ができ、消耗品も買いやすい!A4サイズのディスクカッターなら箱に入れて立てかけて収納も可能です
  • さらに、紙の中央で2分割をする切断もできますので、中学に入学してから英単語カードなども作れます
  • 100枚くらいの冊子を1度にカットできる断裁機もありますが、どれか1個を買ってみる!という場合は安価でコンパクトな理由からコロコロタイプいいです

知らないで使用している方が多いので、念のためのご案内ですが、ペーパーカッターのマットは傷が深くなると切れ味が悪くなり刃よりもかなりの消耗品です。切れなくなったら歯を替える前に、カッターマットを替えてみましょう。

※カッターマットは片面が左右入れ替えで2カ所、両面で計4カ所使用できます。両面全てが劣化した場合は、新しい物と交換します。

STEP
分解したテキストはスライドバーファイルにまとめておくと便利に閲覧できる
  • スライドバーファイルは、紙に穴をあけずにバーで挟むだけのファイル
  • 10枚綴じから50枚綴じまでの商品があるので、50枚綴じがよい
  • スライドバーファイルは閲覧性はあまりよくないが、この冊子を見ながら問題を解くわけではないので十分
  • スライドバーは樹脂製なので、無理に開くと100枚くらい綴じられてしまうが、劣化し割れやすくなるので全くおすすめができず2冊に分けるほうが良い
STEP
2冊目の表紙はコピーで補う
  • 予習シリーズは20回まであるので、1-10回と1-11回の2冊に分ける
  • このときに境目は10回の最終ページと11回の最初ページが裏表になってしまうため、2冊目の表紙はコピーで補う
  • 1冊目の裏表紙には白紙をはさむと美しく仕上がる
STEP
背表紙にタイトルシールを貼る
  • 背表紙にタイトルシールを貼ったり、直接の書き込みで問題集のタイトルを書いておくと、本棚に立てても分かりやすい
  • 他の教科も同様に分解をした場合は、油性マジックで背表紙に色分けの印をつけておくと分かりやすい
  • 4色の色分けは予習シリーズ色がよい    

まとめ

このページでは、テキストをコピーして解答用紙に貼り付ける方法をご案内しました。

準備をするには時間がかかりますが、親が時間をかけた分くらいは、お子さまの勉強時間を減らせるので勉強時間が足りなくて困っている場合には有効です。

最後に便利なところと不便なところをまとめたので、これからコピーを貼り付けてみたくなった方は、ぜひ貼り付け台紙をダウンロードして利用してください。

四谷大塚のテキストには、無断で複写・複製を禁じると記載がありますので、ご家庭内のみで私的利用をするようにお願いします。

コピーを貼り付けられる解答用紙はこちらから

便利なところ
  • お子様はテキストを開かなくても、解答用紙だけで問題を解ける
  • テキストを開かないので、疲れと学習時間を軽減できる
  • 問題に印や補助線を毎回書き込めるので、思考力を伸ばせる
  • 親に解答用紙を作ってもらうことで、お子さまが親からの応援と愛を感じる
  • 親は作業が大変だけど、子育てを頑張っている気になれる
  • 親は問題を確認しながらまる付けをできる
不便なところ
  • コピーを取る手間がかかる
  • さらに、ハサミで切りとって糊で貼るにも手間がかかる
  • 間違えたら、その日のうちに次の解答用紙を作るので、親は毎日忙しい

四谷大塚のテキストには、無断で複写・複製を禁じると記載がありますので、ご家庭内のみで私的利用をするようにお願いします。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次